学校の怪談|大阪府
校内の鏡の向こう側
伝承の範囲
大阪府内各地の小中学校。トイレや体育館入口の大鏡にまつわる怪談
- 記録の扱い
- 伝承・都市伝説として記録
- 参照情報
- 2件
- 最終確認
- 2026-07-09
体育館の入口やトイレに据えられた大きな鏡は、たいてい古くて縁が傷んでいる。大阪の学校でも、一九九〇年代から各地にこの手の鏡をめぐる話が定着した。放課後、一人で鏡の前に立つと、自分以外の顔が映り込んでいた、というものだ。
前兆として語られるのが「鏡が急に曇る」「鏡の前で気分が悪くなる」という感覚だ。これが起きたあとに、後ろに誰か立っている、あるいは鏡の中だけ全く違う場所が映っている、という体験談が続く。深夜の校舎で鏡の前に立つと引き込まれる、という重い型を語る学校もある。
大阪市内のある学校では、古い全身鏡が倉庫に眠っており、「あの鏡に何か映った」という話が特定の一枚をめぐって繰り返されてきたという。自分の姿を映すはずの道具が、時々違うものを映すという感覚は、証拠がなくても消えない。
鏡は嘘をつかないはずのものだから、余計に始末が悪い。