トンネル・山・廃墟|大阪府・河内長野市
滝畑ダムの手形
伝承の範囲
大阪府河内長野市滝畑。滝畑ダムおよび周辺の塩降隧道・梨の木隧道(いずれも公共インフラ)
- 記録の扱い
- 伝承・都市伝説として記録
- 参照情報
- 2件
- 最終確認
- 2026-07-09
和歌山県境に近い河内長野市の山中に、大阪府内でも最大級とされる滝畑ダムがある。完成は1981年。周辺にはキャンプ場や遊歩道が整い、日帰りのレジャー客も多く訪れる行楽地である。ただし日が落ちてからのこの場所の空気は、昼間とはまるで違うと言われる。
ダム周辺には複数の隧道が通っており、なかでも塩降隧道(通称・第三トンネル)と梨の木隧道は心霊スポットとして名前が知られている。トンネルを抜けた後に車体へ手形がついていたという証言は複数あり、オカルト系のウェブサイトや動画で繰り返し紹介されてきた。梨の木隧道では、淡く光りながら歩く少女の霊を見たという話も残っている。
夕月橋では白い老婆に追いかけられたという証言もある。ダムの水面近くで「引き込まれるような感覚」に陥ったという体験談も複数存在する。ダム湖特有の視覚的な広がりと水面の反射が、夜になると独特の圧迫感を生むことは確かだろう。
霊的な現象かどうかはさておき、こうした山中を夜間に単独で歩くこと自体、見通しの悪さゆえに危険が伴う。日中の行楽地としての顔と、夜の心霊スポットとしての顔——このダムには両方が同居している。