都市伝説|広島県・広島市
旧広島陸軍被服支廠の残響
伝承の範囲
広島市南区に残る大正期の旧軍施設。現地の公開範囲・安全対策は広島県の案内を確認する
- 記録の扱い
- 伝承・都市伝説として記録
- 参照情報
- 2件
- 最終確認
- 2026-08-02
旧広島陸軍被服支廠は、1914年に竣工し、軍服や軍靴などの製造・貯蔵を担った煉瓦造の施設である。1945年の原爆投下後には、爆心地から離れていたことと厚い外壁によって建物が残り、負傷者を受け入れる救護所として使われた。建物がたどった歴史の重さから、内部や窓に人影を見た、誰もいないはずの建物から声を聞いたという話が後年に語られるようになった。これらは心霊現象として確認されたものではなく、被爆の記憶を残す建物への畏れや想像が生んだ未確認の噂である。県は保存・継承と安全対策を進めており、公開や立入りの範囲は時期によって変わる。ここでは怪談を刺激的に消費せず、被爆建物が記憶の場所として受け止められてきた過程を記録する。現地で騒いだり、許可なく敷地へ入ったりせず、平和学習の場としての性格を尊重したい。
なお、施設の沿革や被爆後の用途と、後年の目撃談は同じ確度ではない。本稿では両者を分け、犠牲者を連想させる描写を煽らないように扱う。
この話で確認できること
- 資料で確認できること
- 広島県は1914年竣工の旧軍施設で、被爆後に救護所として使われた被爆建物であることを案内している。
- 確認できないこと
- 声や人影などの目撃談、建物の歴史が超自然現象の原因だという説明は確認できない。
- 現在
- 保存・継承と安全対策が進められている。訪問時は広島県の公開案内と立入ルールを確認する。